泌尿器科ってどんな病気をみるの?

 泌尿器科は腎、尿管、膀胱などの尿の通り道と精巣(睾丸)や前立腺などの男性生殖器を扱う外科系の診療科なのですが、こんな説明ではなかなかわかりにくいと思います。
 たとえ話でいうと(私は診察中にもたとえ話で説明することも多いのですが)人間の体を家にたとえた場合の下水工のような存在でしょうか。生きていくためにはさまざまな老廃物が体の中に生じ、尿として排泄されるわけですが、そのしくみが不調となると不都合が起こります。これを解決するための専門家がわれわれ泌尿器科医です。
 泌尿器科には五大疾患と呼ばれる代表的な疾患群(病気の種類)がありこれをみるとどんな病気をみているかわかりやすいのではないかと思います。
1)尿路性器がん(膀胱がん、前立腺がん、腎がんなどのがん)
2)尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎などの感染症)
3)尿路結石症(尿管結石など)
4)排尿障害(前立腺肥大症、神経因性膀胱などのおしっこがでにくい、ちかい、まにあわないなどの不調を来たす疾患)
5)男性不妊症(子どもがほしくてなかなか授からない場合に男性側の要因を調べます)

もちろんこの他にも多種多様な疾患を治療しておりますし、尿の検査で腎の障害や糖尿病、痛風がみつかることもしばしばあります。