9月25日 遠くからのメール

最近、大学で一緒に仕事をしていた友人、後輩から相次いでメールをもらいました。友人は某県を代表する中核病院の泌尿器科の部長であり、後輩は大学のスタッフとして活躍中の中堅医師です。ふたりとも、このホームページをみて、暖かいエールを送ってくれました。友人と言うのはありがたいものと思います。
診療所で仕事をしていると他の泌尿器科の医師に相談したくなることもありますが、こうしてメールでいつでも連絡が取れると、気軽に相談もできるかな、と心強くなります。

先生の人柄がしのばれます」、といって下さった後に「大学での先生のイメージと違う」ともあり、すこし苦笑いしてしまいました。こうして正体を公開しての日記に好き勝手を書くわけにもいきません。ジギル日記と言ってもいいこの日記で人柄がしのばれると言われると少し(というか、かなり)面映くもあります。そのうちに会員制のハイド日記も書いてみたいと思いますが、それはまたいつかの話としたいと思います。

9月18日 碁会

南西諸島と九州に被害をもたらした台風13号は日本海にそれて行き、東海地方は強い風とにわか雨はみられたものの、天候はさほど悪くなりませんでした。今日は父の友人たちが集まってくださり、碁会がありました。父が元気なころは数ヵ月後とに集まっていただいていましたが、今回は久しぶり。父の自慢のかや盤のほこりを払い、碁盤と碁石を座敷に並べるとふすまの向こうから父があらわれそうな気がします。私は将棋は父に追いつき平手で勝ったこともありますが、碁の方は4子ではほとんど勝てなかったレベルでした。
父の友人たちが碁を打つ姿に、写真の父は横から口をだしたそうに見えました。亡くなって6年がたとうとしていますが、こうして父をしのんで集まってくださる友人の皆様に感謝するとともに、少し父を誇らしく思いました。

9月17日 祝日に対する思い

勤務医時代は(日曜日にも半分は病院にいっていたこともありますが)祝日が嬉しく、待ち遠しいと思っていました。医院を構えてなおかつ経営的に軌道にのったとはいえない状態では、祝日はなかなかうらめしいものです。まして1週間に2回も!!考えてみれば、通院が必要な方は別の日に来ていただけるわけで、休みが増えたから困るのは本当は診療時間中仕事をしている忙しい医院なのかも知れません。
さわやかな秋空の元、少し自転車で遠出をしてみようかとも思います。本当のサイクリング日和というにはまだ日中は暑いのですが。

9月13日 当院の絵画

当院にはエントランスホール(風除室)に静物画、受付奥に風景画がかかっています。これらの絵は日展にも数多くの入選を果たしている洋画家である私の叔父の浅井欣哉氏に開院のお祝いとしていただいたものです。いままでにも多くの方から「すてきな絵ですね」とか「色使いが医院の内装と良く合っていますね」などとお褒めいただいています。ともすれば機能優先になりがちで、内装にこるほど予算がなかった当院には、とてもありがたく、もったいないほどの絵と思っています。
さて、昨日12日から、浅井欣哉展(油彩画の個展)が名古屋市新栄町のノリタケギャラリーで開催中です(17日の日曜日まで)。私は本日が第二水曜日で午後の外来があったこともあり16日の土曜日に行こうと思っていますが、見てからではお勧めするのも間に合いませんので、先にご案内させていただきます。今回は風景画を中心とした35点と「読売新聞のギャラリー散歩」にでていました。私は当院のベニスの風景画も自宅にいただいているイスラム寺院の絵も大変好きなのですが、風景画を中心としているという、今回の個展はとても楽しみです。
絵の好きな方、ご興味のある方はぜひ行ってみてください。また当院へ起こしの際ももう一度ゆっくりご覧ください。

9月10日 最近の「お得な時間」

以前にこの日記に「待つのが苦手な方やゆっくり話を聴いてほしい方、(当院の受診が)今がお得です」と書きました。現在でもほとんど間違いではないのですが、最近18時から19時の時間帯に(おかげさまで)多少の混雑がみられるようになりました。お仕事帰りの方やこの時間にしかこれない方も多いようですので、そういう方は19時までに入っていただければちゃんと診させていただきますが、待つのが苦手な方やゆっくり話を聴いてほしい方は早めの時間に来ていただけましたら幸いです。現在一番すいているのは11時から12時半と17時から18時の時間帯と思います。(18時以降以外はほとんどすいているといってもいいくらいですが)
曜日としては水、木がすいています。水曜日にしか来れない人のためによいかな?と思っていた第二水曜日の午後も大変すいています。ご利用いただけましたら幸いです。

少しでもゆっくりとお話させていただけるよう、勝手なお願いをさせていただきます。今後も逐次、待ち時間情報も書いて行きたいと思います。
わずか4ヶ月目にしてこのようなお願いができるようになりましたことを通院していただいている皆様、ご紹介いただいた諸先生方に厚く御礼申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

9月3日 漢方の勉強会

今日は名古屋で漢方治療の勉強会に行ってきました。漢方薬の効果には以前より注目しており、泌尿器科領域に関しては長年使ってもきましたが、今回はその他の領域や、証のとり方(診察の仕方)について勉強してきました。講師の先生がすばらしく、漢方の専門家でありながら、「漢方だけで治すわけでなく西洋薬も併用する」という姿勢も納得ですし、古典から最新の医学、東洋医学から西洋医学まで幅広い知識に基づいて話されているのに感銘しました。
慢性前立腺炎や感冒、頑固な便秘などいままで治療に難渋していたケースも治療の幅が広がりそうな気がしました。10時から17時近くまでの長い研究会でしたが、少しも疲れたり飽きたりしない充実した勉強会でした。

8月27日 更新の遅れ

 当院のナースより最近更新が滞っているとの指摘がありました。いいわけをすると今まで外来がひまなときに外来の時間に更新をしていたのが、患者さんが1時間も(!)途切れることが少なくなってきたので更新しづらくなっているのです。(これは喜ばしいことではあります。)今日は日曜日の更新です。
 昨日、近隣の先生方に自己紹介として少し泌尿器科領域のお話をさせていただき、交流を深めることができました。我々のように少数派の専門科の診療をしていると近隣の先生方から紹介をいただかないことにはなかなか成り立っていかないものです。まずは私という泌尿器科医を知っていただき、次に信用していただくべく努力することが必要です。良い評判は悪い評判ほど広がらないものですが、がんばっていこうと思います。
 メールチェックをしていると姫路の尊敬する先生から久しぶりにメールが届いていました。返事を書きながらマリア病院のことが懐かしく思い出されます。わずか5ヶ月前まで勤務医をしていたことが結構遠く感じられます。エールの交換をしながら、明日からまたがんばろうと思いました。

8月24日 無断駐車とごみの投げ入れ

最近、駐車場と自転車置き場に患者さんではない方の車、自転車がめだちます。近所にできた健康食品販売らしいP社さんのお客なのですが、このような場合どう対応してよいのか?と頭を悩ましています。勤務医時代の私ならとめた瞬間、即座に詰め寄って「いったいどういうつもりか?」とかなりの剣幕で叫んでいたことでしょう。そうしなくなったのは決して人間ができたわけではなく、その後の風聞が怖いということなのですが、一方では(すでにとなりの百円ショップさんがそうであるように)たくさんの車がとめられて患者さんの駐車に支障をきたすのではないかということも心配です。
 22日にはとうとう花壇のブロックに車をぶつけられました。患者さんの車であれば「こちらはいいですよ。車はだいじょうぶですか」とでも言ったのではと思いますが、無断駐車の相手にそういう気持ちにはなれませんでした。

 花壇に投げ込まれた、ファーストフードのコップや吸殻、紙くずなどにもつらい思いをしていますが、立て札などたてずともいつかはやめてくれないかと思いながら片付け続けています。こんなことはここには書くまいと思っていましたが、つらく少し悔しい話として一緒に書いておきます。
 ひさしぶりに書く話題としては暗いものですみません。めげずにがんばろうと思います。

8月12日 お盆休み

本日は第二土曜で定休日ですが、14日、15日とお盆休みをいただき、4連休とさせていただくことになりました。通院中の方々には大変ご迷惑をおかけします。
今日も朝、花壇に水をやりに行きましたが、その間にも2本の電話とお一方の来訪を受け、来ていただいた方は、泌尿器科の方ならなんとか受けようかとも思いましたが、内科疾患のようでしたのでお詫びの上、他院を受診していただきました。当院の変則的な診療は(一ヶ月に一回でも)水曜日の午後がいいという方にはよいのではと思いますし、職員や家族、私にとっても1ヶ月に1回の連休は(長く続けていくためには)大切な時間であると思っています。ご理解の程よろしくお願いします。
今日は兄や妹が家族とともに来てくれました。大勢での食事やリビングでゲームに興じる甥たちを眺めながら、三十数年前、いとこたちとトランプをしたりすき焼きを囲んでいたことを思い出しました。
遠出もせずにのんびりとした休日でしたが、ゆったりとした楽しい一日でした。

8月3日 自転車快走中

長かった梅雨があけ、日中はずいぶん暑くなりましたが、早朝や夜は自転車で走るのに丁度よい温度が続いています。7月26日に復活宣言?してからの走行距離は160kmになりました。自転車で走ると近隣の先生方の診療所が目に止まり、研究会や医師会で挨拶させていただいた先生方の顔が浮かんできます。それぞれの診療所の個性的なデザインも興味深く、設計をねるところでもう少し診療所ウォッチングをすれば良かったかも知れません。6時前でも畑仕事をする人、ジョギング、ウォーキングを楽しむ人にかなりであいます。平坦な濃尾平野は走りよいのはいいのですが、少し負荷が軽めです。少しスピードをあげて適切な心拍数(私は120前後)を保って(交通事故に気をつけながら)走りたいと思います。

8月1日 最初の救急車

先日、暑い日に患者待ちをしていると突然サイレンを鳴らしながら救急車がやってきました。呼んだ覚えも無いのにと外をみると当院の花壇に、道路工事の誘導をされていた方が腰かけていて、もう一人の方が横に立っていました。運ばれるでもなく、歩いて救急車に乗り込んでいかれました。救急車はしばらく止まったまま収容先を探しているようでしたが、サイレンを鳴らして去っていきました。
詳しい状況はわかりませんでしたが、このような場合、とりあえず冷房の効いた院内に入っていただき、血圧、脈拍をはかり、点滴をして、その上でもし救急車が必要なら来ていただいた方が(当院のためでなく患者さんのために)よかったのではないかと思いました。そして患者さんや横にいた方の判断がそれを選択されなかったことが少し残念でした。なんでもできる、とはもちろんいいませんが、我々泌尿器科医も全身管理が必要な手術をしてきており、救急にも携わってきていることを知ってほしいなと思いました。

コラムに内科の患者さんがこられないと書きましたが、その後、少しずつは増えてきています。薬をださない糖尿病境界域の患者さんに1時間説明できる医者はそんなにたくさんはいないのでは(能力の問題ではなく持ち時間の問題で)と思います。私もそのうちにできなくなると思います。前にも書きましたが、まだまだお得です。

7月26日 久しぶりの自転車

長い雨があがって、久しぶりの早朝トレーニング(自転車による心拍トレーニング)にでかけました。人間、少しサボるとなまるもので、向かい風がとても強く感じました。一方で追い風はほとんど意識もしないものです。20kmを越えるスピードで走っているのだから当たり前かもしれませんが、人間の(というより私の)勝手さをあらわしているような感覚なのかもしれません。
昼間はとても暑くなりましたが、まだまだ早朝は気持ちよく、18kmの走行を楽しんだあと、シャワーをあびてさわやかに仕事にでかけました。
心拍計の示した消費カロリーは約400Kcalです。これを多いとみるか少ないとみるかは人それぞれでしょうが、楽しく健康になる生活を実践していきたいと思っています。

7月19日 大雨の中

ここ数日、大雨が続いており、連休中は植木に水をやらなくてもいいので楽だなどとのんきなことを考えていましたが、昨日今日とあちこちで大変な水害が起きていることを知りました。こころよりお見舞い申し上げ、不明の方の無事をお祈りしております。
当院も先月は雨が恐怖で「神田川」の歌詞(若い皆様、すみません)ではありませんが、「雨が続くと仕事もせずに(できず)」空をうらめしくながめておりましたが、昨日、今日と(当院の歴史上では)多くの方に来ていただきました。ありがとうございました。

今日は午前中のみの診療でしたが、片づけをして外へでてみると久しぶりに雨が上がり、日がさしていました。少し気持ちには余裕が出てきましたが、初心は忘れずにやっていきたいと思います。

7月10日タウンページと野立て看板

当初、宣伝をするよりくちこみで来てほしいと考えていたこともあり、野立て看板なしでスタートしていましたが、くちこみのもとになる最初の患者さんたちに来ていただかないことには話しにならないと(それくらい予想を上回って少なかったのですが)、先週からいくつか野立て看板を建てさせていただきました。ちょうど同じころ当院の情報も掲載されている新しいタウンページが配られてきました。
偶然なのか、因果関係があるのか今日は開院日の記録を大幅に更新し、多くの患者さん、初診の方に来ていただきました。今日だけのことなのか、多少なりとも続いていくのか気になるところです。理由はともかく当院を選んでいらっしゃったみなさまに感謝し、出会いを大切にしひとりひとりの患者さんに真摯に接していきたいと思います。

7月3日開業1ヶ月

開業して1ヶ月が過ぎました。少ない患者さんでも最初はバタバタして大変でしたが、最近は仕事の流れも落ち着いてきました。患者さんの数も少しずつ増えてきています。当初は窓の外を眺め、行ったりきたりしていましたが、そのばかばかしさにも気づいて、今できることはなにかということを考えることにしました。
ひとつ、来てくださった患者さんひとりひとりに、一生懸命診療していくこと
ひとつ、日常診療に関する勉強をしていくこと
ひとつ、泌尿器科領域の最新の知識を学会雑誌や研究会、インターネットから得ていくこと
ひとつ、自転車による心拍トレーニングを復活させること(開業の準備と事故の危険をいいわけにして少しさぼっていました。今は生活習慣病の危険の方が大きくなってきた気がします)

つまりは目の前の仕事を一生懸命していくことと、剣(体も?)を磨くこと、あくびをしている暇があったらこれらに励んでいこうと(いつまで続くかはわかりませんが)思っています。

7月1日初のレセプト作成

初めての月末を迎え、レセプト(診療の健康保険利用部分の請求書)を作成しました。なにぶん初めてのことで、最初は大きなハードルかと考えていましたが、当院で使用している電子カルテのダイナミクスがレセプト作成に大変優れていることと、当院の事務スタッフが入念に準備してくれたこと、同じダイナミクスを使用している先輩医院のいそむらファミリークリニックの磯村先生、スタッフの皆様が大変丁寧に教えてくださったことにより、診療終了後30分でレセプト作成を終えることができました。ありがとうございました。他にもコンピュータのセットアップをしてくださった、クロスポイント社の泉さん、ダイナミクス導入を迷っていたとき、忙しい中快く見学を受け入れてくださった大阪堺の白井内科クリニックの皆様にも御礼申し上げます。(先生、奥様、無事にレセプトできました!)ありがとうございました。

6月24日愛知泌尿器科医会

週末には名古屋で行われた愛知泌尿器科医会の総会に出席してきました。総会議事の後、新しい過活動膀胱の治療薬に関する講演がありました。講演は北海道でご活躍の先生のものでした(大変わかりやすく勉強になりました。)。直接の面識はないと思っていたのですが、懇親会でご挨拶しようとそばによっていくと「あ、野田先生。こんにちは。」と声をかけてくださいました。お会いしたことがあったかな?とあいさつを返しながら考えていると、学会で私の発表(軟性膀胱鏡や前立腺生検の痛みをとる工夫など)に目を留めて下さっていたとのことでした。私の研究は患者さんの苦痛をとることには自信がありますが、どちらかというとうら街道、すき間産業的な研究と思っているので、こうして遠くの活躍中の先生に声をかけていただいてとてもうれしく思いました。
私の研究、工夫は診療所での外来診療でも十分続けられるものですので、引き続いてがんばっていこうと思います。

6月22日父の誕生日

今日は(生きていれば76歳になる)父の誕生日。地元に帰ってきて開業することをきっと喜んでくれたと思いますが、6年前大腸がんの転移で亡くなってしまいました。若いころヘビースモーカーであった父は50歳の時にも肺がんの手術を受け、これを乗り切りましたが、2度目のがんで数回の手術の後に残念な結果となりました。因果関係がはっきりしているわけではありませんが、喫煙も2度のがんに大きく関与しているのではと考えています。私は呼吸器の医師ではありませんが、泌尿器科の中でもがんの診断治療を専門にしていたこともあり、がんを減らして健康を守るためには禁煙教育がとても大切だと思っています。そしてそれは今やめたくてやめられないひとだけでなく、中学生、高校生にたばこの害を強く知らせていくことが大切だと思っています。政府、JT、愛煙家のみなさまもこの点は同意していただけますでしょうか?やせたほうが健康にいいのがわかっていながら、なかなかやせられない私には愛煙家を非難しづらいのですが、次代の健康を守るため、若い人たちに禁煙を勧めていきたいと思っています。必要があれば講演(少人数向けでも)もお受けしております。

6月19日

週末には頻尿の新薬についての研究会に出席してきました。こうして医師ひとりで診療していると新しい情報に遅れないことが大切であり、インターネット、学会、医学雑誌などとあわせて研究会での勉強も重要です。週末に得た知識を明日からの診療に役立てて行きたいと思います。

6月12日初手術

今日は当院で初の手術。なれた手術でも環境がかわると(少しだけ)どきどきします。十分に準備し、頭の中でシミュレーションをしたので足りない道具、材料もなく、順調に終えることができました。
助手をしてくれた看護師も初めてつく手術なのに勘がよく、とても息のあった手術ができました。以前より、きれいにしあげることにこだわりがあり、学会(泌尿器科学会総会)でビデオも発表した手術だったので、思うようにできて気分も最高です。